経営戦略

成功する起業と失敗する起業の違いは? 経営者に求められるものとは?

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現代は、資本金1万円からでも起業できる時代です。

2015年(平成27年)、我が国の起業数はおよそ11万件というデータがあります。
2011年(平成23年)がおよそ89,000件だったことを考えると増えていますが、消えていく会社もあれば世間を席捲するような企業もあるなど、一口に「起業」したからといって様々です。

なぜ成功する起業と失敗する起業があるのか、データをひも解くと様々なことが見えてきます。

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中小企業や起業家向けの経営が求められる

起業した当初は、以前ビジネスに成功した著名人などでなければ、まさに「0」からのスタートです。
資金やリソースも限られていますので、高い目標を持っているとしても現実的にできることは限れています。
しかし、その点を理解していない起業家が多いようです。

大切なのは「起業家」としての立ち位置

起業に当たってはどの起業家もしっかりと経営や経済を勉強していますので、知識に関しては申し分ないでしょう。
ネットの発達もあり、一昔前の起業家と比べれば起業時点でのスキルなどはとても高いものがあるのですが、それでも数年後には姿がなくなる会社も珍しくありません。

この背景には、起業するにあたって勉強したことが大企業向けのもので、中小企業や起業家向けのものではない点があります。

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大企業の資本力や信用があれば成功する可能性も高まりますが、起業したばかりでは大企業とは比べ物にならない程、わずかな資金や信用しかありません。
にもかかわらず、「大企業が成功するための視点」を持っていても先に何が待っているのか、説明する必要もないでしょう。

自分の力を過信した起業家も失敗する確率が高い

起業家の多くはそれなりに勝算があっての起業かと思いますが、失敗した起業の多くが身の丈に合っていない勝負を行い、敗北しています。

起業した当初は小さい会社であることは、当然です。
まだまだこれからで、仮に大企業に所属していて独立したとしてもそれまでに培った人脈の全てが自分の思い通りになるわけではありません。

大企業に所属していた時に成功を収めていたのは実力だけではなく、大企業の看板・信頼があったからこそです。
しかしその点を自分の実力だと過信し、起業してもやれると踏んで起業したものの思うようにいかないケースは多々あります。

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取引先は個人の能力にほれ込んでいたのではなく、大企業に所属している人間だからこそ丁重に扱ったり、あるいは信頼していたのです。
その点を忘れて大企業の威光を自分の力と過信した起業家の敗北は、ある意味では必然です。

現在どれだけの企業が立ち上がり、消えていくか

冒頭で国内における起業者の数は、平成27年の数字でおよそ11万人。ではこの中から、どれだけの企業が生き残っているのか。

国内での倒産社数の推移を見ると、2017年は8,405件。2016年が8,446件だったので減少傾向にはあります。
しかし、およそ11万人が起業して8,400件が倒産している事情を考えると、1割弱が潰れていることになります。

数字はあくまでも「倒産」

数字を裏返せば、およそ9割近くが生き残っていることになりますが、これらは「倒産」のデータであって、苦しいなか頑張っている企業は含まれていません。

いわば「完全に敗北」の状態が8,405件であって、国内ではおよそ7割の会社が赤字を持っているとのデータもあります。

消費が鈍い時代なので何を行うにせよ厳しいものがあるとはいえ、起業から成功が決して簡単なことではないと分かるのではないでしょうか。

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日本は起業が少ない国

日本は他の先進国と比べて起業が少ないことでも知られています。
企業の数のうち、どれだけが開業者なのかを表した「開業率」を見ると顕著です。

我が国の開業率は2001年から毎年5%前後を推移しています。
全ての会社のうち、およそ5%が新規の会社だということを意味していますが、他の先進国を見るとイギリス、フランスは毎年10%前後を推移し、2015年の数字に関してはイギリスが14.3%、フランスが12.4%となっています。

アメリカの9.3%、ドイツの7.3%と比べても日本の開業率の低さが分かるのではないでしょうか。
裏を返せば、それだけリスクを取りたくない国民性とも言えますが。

大切なのは経営戦略と経営への覚悟

起業で成功するためには何が必要なのかといえば、経営戦略、そして覚悟です。
成功している企業の社長にはこれらが揃っていると起業を成功に導くことができます。

起業したばかりだと踏まえての経営戦略

起業して間もないころはできることが限られています。

その中で何ができるのか、できることをこなしつつプラスアルファで何を得るのか。
このような経営戦略がしっかりしている起業者は成功します。

漠然と「経営者になりたい」「雇われるのが嫌だ」ではなく、自分たちのできることや同業他社を客観的に分析し、どこに勝機・商機があるのかを見出し、自分たちの強みを活かせるのか。
大企業のように黙っていても仕事が舞い込んでくるわけではないことを踏まえた上で、何をするべきなのかを考えられる起業者は成功も近付きます。

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覚悟もとても大切です

少々感覚的な話ですが、起業に対して「絶対に成功させてやる」「失敗は許されない」といった覚悟を持っている起業者も成功する率が高いと感じています。

なまじ起業が簡単なものになっているからこそ、節税対策など気軽に起業する人が増えている一方で、成功するためには「絶対に成功する」という覚悟も大切です。
なぜなら、覚悟があれば成功のための努力を厭わないからです。

まとめ

起業における成功と失敗の分岐点はちょっとしたことです。

起業するからには成功をと考えるのは当たり前の話ですが、では成功のためには何が必要なのか。

自分だけでは分からないことも多々あるでしょうから、そのような時にこそ外部の声に耳を傾けてみることも必要になります。

自分の会社のことを客観的且つ冷静に判断できる第三者の声こそ、成功のカギを握っているのです。

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